管理職のやりがいやメリットについて

スタッフをまとめる副主任や主任の、さらに上の役職を指す、介護施設における施設長。施設によって呼び方が異なり、ホーム長や所長と呼ばれることもある。施設長は、その施設を象徴する存在であり最も上の立場なので、主な業務は施設全体の管理だ。責任が問われ、多くのスタッフをまとめなければならないというプレッシャーもあるだろう。しかし、そこにはやりがいや得られるメリットもたくさんある。

施設長になると、経営はもちろん、人材のマネジメントまで、自分で考えてできる。例えば、今まで長い間、一介護士として働いてきた場合、自分の中で理想の介護の形ができるかもしれない。施設長であれば、自分で共に働くスタッフを採用することができる。自分の理想の介護に近い考えを持っているスタッフを、採用することができるのだ。

さらに、働き方も調整することが可能だ。例えば、十分な人員を確保することができれば、フレックスタイム制を導入できるかもしれない。子どもの用事で午後から出勤することや、午前中だけ出勤するなどもできるのだ。一方で、管理職という責任のある立場である以上、何か問題が起きれば休日であっても出勤しなければならない。

このように、毎月決まった出社状況でないことを、「自由」と捉えられるのであれば、自分が理想とする施設をつくれる施設長という仕事はとてもメリットが多いように思える。また、大きな経営をやってみたいという人にとっても、十分目指す価値がある職種なのではないだろうか。もし管理職に興味がある人は、「http://facility-top.com」も一緒にチェックしてみると良い情報を得られるかもしれない。